外国人の技能実習生は、日本で働きながら技術を習っています。去年12月に37万人ぐらいいました。
外国人技能実習機構は、実習生が外国語で電話で相談できるようにしています。2019年度には、長い時間働かなければならなかったり、働いている所で暴力を受けたりしたという相談が7400件ぐらいありました。
しかし、電話で相談できることを知らない実習生が多いようです。このため、相談できるスマートフォンのアプリを作りました。ベトナム語や中国語など10の国の言葉で使うことができます。
このほかに、新しいコロナウイルスがどのように広がっているか、天気や災害、最低賃金など、日本で働くために必要な情報も外国語で知らせます。
外国人技能実習機構によると、このアプリは20日から使うことができます。