秋田県横手市で15日と16日、昔から続く「横手のかまくら」という行事がありました。この行事は、雪で作った「かまくら」の中に入って、米などがよく育つように水の神様に祈ります。 新型コロナウイルスの問題で、今年も大勢の人に見に来てもらうことはやめて、住んでいる地区でかまくらを作りました。 1つの地区では、高さ5mぐらいのかまくらを作りました。屋根はわらでできています。保育園の子ども20人ぐらいが、かまくらの中に入って、みんなで歌を歌いました。 初めてかまくらに入った5歳の男の子は「中はあたたかくて、広くてびっくりしました」と話しました。作った人は「かまくらは私たちの宝なので、これからも作り続けたいです」と話しました。