IPCは、アフガニスタンの選手が8月28日に日本に来て、東京パラリンピックに参加すると言いました。陸上男子のフセイン・ラスリ選手と、テコンドー女子のザキア・フダダディ選手の2人です。
アフガニスタンでは8月に、政府がなくなってタリバンが支配するようになりました。アフガニスタンのパラリンピック委員会は2人の選手が大会に参加できないと言っていました。
IPCによると、2人はアフガニスタンを出てフランスに1週間いて、日本に来ました。
IPCのパーソンズ会長は「2人が大会に参加できるかもしれないと思っていたので、開会式ではアフガニスタンの旗も紹介しました。希望を捨てないで、世界を平和にするスポーツの力を見せることができました」と話しました。