小笠原諸島の海の中に「福徳岡ノ場」という火山があって、8月に噴火しました。そのときに出た軽石が沖縄県の海岸などに流れてきて、魚をとる船を出すことやフェリーの運転ができなくなりました。軽石は、これから本州にも流れてくる心配があります。
気象庁は、8月のあと火山は噴火していなくて、軽石は新しく出ていないと言っています。噴火でできた島は沈んだり波が当たったりして小さくなって、最初の30%ぐらいの大きさになりました。
海上保安庁によると、島の周りで海の水が緑のような色に変わっているところがあります。このことについて気象庁は「海の中にある火口からガスなどが出ていて、火山の活動が続いています。近くを通る船や飛行機は気をつけてください」と言っています。気象庁は軽石にも気をつけてほしいと言っています。